「瞑想が続かないのはあなたが〇〇だから?たった1つの習慣化するコツ」

瞑想続かない

あなたが今この記事を読んでいるということは、瞑想がいいと聞いて「よし!やってみよう!」と意気込んだものの、2.3回やってみてなんとなく終わってしまった、という経験があるのではないでしょうか。

記事タイトルに入る『あなたが〇〇だから』に当てはまる言葉はなんでしょうか。

正解は「頑張りすぎだから」です。

実は、頑張り屋さんでまじめな人ほど瞑想は続きません。
この記事ではその理由と、習慣化するたった一つのコツをお伝えします。
ぜひ肩の力を抜いて、ご一読ください。

目次

新しいことが続かないのはなぜ?

瞑想に限らず、英会話の勉強、ダイエット、ランニング、筋トレ、禁煙などなど
「今日からやってみよう。明日こそ頑張ろう。」

と決意したにもかかわらず、3日坊主で終わってしまった!という経験はありませんか?
誰しもが『あるある!』とうなずくエピソードかもしれません。

新しいこと初めてみても続かないのには、理由があります。

実は、あなたの「脳」のせいなのです。

詳しく説明しましょう。

私たちの脳はいつもと違うこと、つまり新しいことをするとき、前頭前野と呼ばれる部分が働きます。
前頭前野を使うと、脳のエネルギーである糖を大量に消費することがわかっています。

人間の脳は原始時代からあまり変わっていません。
いつ食料が手に入るかわからない時代の名残で、エネルギーを消費する行為を脳が拒否してしまうのです。

このメカニズムのせいで、私たちは新しいことを続けられなかったのです。

習慣的な行動をしているときの脳の動き

毎日の「習慣化している動き」をしているとき、脳はどのように動いているのでしょうか。

歯磨きを例に説明します。
スマホを見ながらでも勝手に手が動いて、いつもの場所から歯ブラシと歯磨き粉を取り出し、隅々まで磨き、口をゆすぐという行為をすることができますよね。

この時は、脳の中心部分にある機能で、基底核と呼ばれる部分が働いています。

基底核が働いているときは、いわゆる「自動操縦モード」で私たちの体を動かしてくれます。
やるぞ!というモチベーションに関係なく、自然と行動できます。

習慣化するたった一つのコツ

瞑想を習慣化を目指すのであれば、モチベーションを頼りにしてはいけません。
あなたが頑張れば頑張るほど、習慣化から遠ざかってしまいます。

脳の基底核に働いてもらうためにやるべきことはたった1つ。

瞑想をするきっかけを決め、すべてをルーティン化することです。

こうやって文字にするととても難しいことのように感じるかもしれませんが、実はとっても簡単です。
具体例を見てみましょう。

ケース1 朝に瞑想をする場合
Aさんは朝コーヒーを飲むのが習慣です。

分量通りの豆と水をセットしたら、1分だけ目を閉じ、呼吸に集中する時間を作ります。大体10回くらい深呼吸をすると、頭がすっきりとしてくるのを感じ、それからパンを焼いたり顔を洗ったりと朝の身支度を整えます。

ケース2 夜に瞑想をする場合
Bさんは毎日寝る前にお風呂に入るのが習慣です。
お風呂から出て身支度が整ったら、キャンドルをつけてぼんやりと炎を見つめる時間を作ります。
あまり時間は気にせず、お茶を飲んだり音楽を聴いたりしながら、炎を見つめているとだんだんリラックスしてくるので、ベッドに移動してぐっすりと眠ります。

解説
AさんもBさんも、【今の習慣+瞑想】をセットにすることでルーティン化することに成功しています。
また、共通しているのが、姿勢や時間に縛られないという点です。
「瞑想をするのだから、正しい姿勢で座って、鼻から吸って、まずは5分から・・・」などセオリーにこだわりすぎると、ハードルが高くなります。
まずは自分に合ったスタイルで習慣に取り入れることを優先してみましょう。

瞑想を続ける裏技

それでもなかなか習慣にできない、どうしたらいいかまったくわからない、という人にも、実は裏技が存在します。
それは、仲間を作ることです!
一人では続かないことでも、仲間がいると「あの人もやっているのだから自分もやらなければ」という気持ちになりますよね。

特に瞑想は、正解・不正解がないものなので、一人で行うのは難しいジャンルだと言われています。
メンターのように導いてくれる人を見つけたり、一緒に瞑想を続ける仲間を作ることで、迷走を続けることができるようになるのです。

まとめ

瞑想が続かないのはあなたの性格ではなく、脳の仕組みが原因だったことが判明しましたね。
そして、つい頑張りすぎてしまうことも、長続きしない理由の一つでした。

また、今はオンラインで繋がることができる時代です。瞑想に興味がある人同士で励まし合いながら、ぜひあなたの生活リズムに合わせて、瞑想を取り入れてみてくださいね。

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